久しぶりに投稿だ~!
半ば私の読破リストになりつつありますがよかったら見てね✨
今回の作品は青山美智子さんの
「木曜日にはココアを」です!
私食べ物飲み物のタイトルが入ってる本を読むのが好きなんです、作者さんそれぞれの食べ物描写を見るのが大好きで…😋
今回の本はタイトル通りココア!
「マーブルカフェ」という名のひっそりと構えた喫茶店が舞台となってます。
~あらすじ~
最初の登場は喫茶店の仮店長である「僕」。純朴な青年で優しい物腰。
そしてこっそり僕が恋い焦がれている謎の美しい女性、愛称「ココアさん」
彼女毎回木曜日の三時にやってきて、いつもの席でココアを注文するんですね、
しかし、ずっと僕目線では語らないんですこの本は!
どんどん語り手というか話の対象になる人物が変わるんです。
例えば喫茶店にたまたま居合わせたお客さん目線でその人自身の生活や感情をメインに話ができあがっていたり、
何人も登場して話がどんどん切り替わります。
ここで面白いのは皆が皆何かしらつながっている、ということなんです。
「運命」って存在するんだなと思わされました…人と人とのつながり。人間という不思議な生き物は無意識に繋がりあいながら生きている。
読みやすいしなかなか深いこと書いてあります。
そしてすべて話はハッピーエンド!ずっとキュンキュンほっこりする話です、荒んだ心におすすめ。
ココアをお供に楽しい一時、いかがですか?
「お熱いのでお気をつけ下さい」
あと表紙にも話のヒントがあって遊び心があります!